アレルギー対応食品製造の現状と今後の取り組み

 
 拝啓 平素はお引き立てを頂き誠にありがとうございます。
  弊社も本年で創立21年を無事に迎えることができました。これもご支持を頂いた、多くのお客様のお陰と感謝を致しております。アレルギーの諸症状については、時代の流れとともに多種多様となり、それに合わせて対応食品、日用品も充実してまいりました。
 しかし、ここ数年のアレルギー症状の深刻さは予想以上であり、当社もその対応に追われております。  ここ数年、目立って増えているのが、アナフィラキシィーと呼ばれるショック症状です。例えば、大気に浮遊している一粒の小麦粉を吸い込んだり、触れたりと、ほんのわずかなアレルゲンとの接触により、全身の浮腫み、嘔吐、呼吸困難、動悸、不整脈、血圧低下、けいれん、意識不明などの深刻な事態におちいる症状です。
 アレルギー対応食品の製造の多くは、手作り少量生産によっています。基本的な製造法方として、前日の作業終了後の製造ラインの洗浄、翌朝、機械の点検後、製造、という段取りでアレルゲンの混入、異物混入を防止してまいりました。
 ただ、微量混入(大気中の浮遊物など)については例えアレルギー食品専用工場を作ったとしても、どのような大工場でにおいても可能性は残ります。残念ですが現在のアレルギー対応食品はその点まで保証できかね、その対応策を検討し、小ロット製造を計画中です。
 今後のアレルギー食品の購入については、担当医とこまめに相談の上、慎重に選択して頂くのがよいと思います。

 恐縮ですがお客様方に前途のような深刻なアレルギー症状をお持ちの方は、 お買い上げの際にお申し出をおねがいします。
 私共も出来る限り慎重な対応を心掛けるよう致します。お客様方のご理解、ご協力を頂き、また、症状のでる可能性のある方、たびたび、ショック症状を起こす方は少量ずつ食事をとるなり、食物アレルギーとアナフィラキシーに理解ある医師の指導の元で、共に事故が起こらぬよう努めて下さい。
 今後共、さらなるお引き立てとご意見、ご希望、苦情等申し立て下さい。
敬具
 
辻安全食品株式会社 
代表取締役 辻 好美